必要最低限な用語・ルール

1.エクセルシートのタブの設定:
  エクセルシート上のタブに「開発」が表示されていなければ配置下さい。
  配置の仕方は、タブの「ファイル」をクリックし、「オプション」→
  「リボンのユーザー 設定」で表 示された画面中の「リボンのユーザー設定(B):」の
  表中の「開発」にチェックします。図11
  下図のようにタブに「開発」が追加されます。
サブメニュー画像
 表示方法が分からなければ、マクロに関するホームページを見ると丁寧に説明されているのが
 多数ありますので参考にしてください。ここでは詳細は省きます。
2.マクロコード(プログラム)書 込み画面の表示:
  マクロのコード(プログラム)は、エクセルシート上で書くことができません。
  プログラムを書き込む画面「コードウィンドウ」を表示させる必要があります。
1)エクセルシートの下部の「シート名」右クリックし、メニュウの「コードの表示(V)」を
  クリックするとマクロのプログラムの書込み画面が表 示され ます。
サブメニュー画像
2)コード(プログラム)書 込み画面の構成
サブメニュー画像
 ウィンドウは、上図のように「コードウィンドウ」、「プロパティーウィンドウ」、及び
 「プロジェクトエクスプローラ」から構成されています。
簡単にそれらの働きを説明します。
 ①コードウィンドウ:コード(プログラム)を書き込む画面
 ②プロパティウィンドウ:最初に照会致しましたテキストボックス、ラベル、などのコント
  ロールの特性の設定を行ないます。
  例えばひらがな、半角英数字入力などのIMEモードの設定などを行なうところです。
 ③プロジェクトエクスプローラ:コードウィンドウで作成されたプログラムが収納されている
  場所を表示します。
3.コントロールの名称紹介
 今から作成されるプログラムは、このコードウィンドウで行います。
事例で見られた発注事例ファイル(sample1.xlsm)で「発注入力」ボタンをクリックを行なった時に表示されたものをユーザーフォームと言いま す。
そのユーザーフォーム上に配置されたテキストボックス、コンボボックスなどを総称してコントロールと言います。
図2
  エクセルシートに直接貼り付けた「発注入力」ボタンは、そのまま「ボタン」と呼び、
  フォームコントロールと呼 ばれます。
図3
  プログラム内で使用される用語とエクセルの 用語との対比 図4
プログラミング時のルール:
 まだプログラムの作成を行なっていないので分かりづらいかと思いますが、このようなルールがあることだけ覚えていて頂ければ良いかと思います。
 1.プログラムは、半角英数字で書く。
 2.行の頭に「’」(アポストロフィー)を付けるとその行に書かれたものはプログラムとし
   て認識しないので、覚書などを書くときに使用できます。 
   この場合には、文字は緑色に変換される
 3.プログラムの1行の長さが長くなり見難い場合は、「 _ 」(アンダーバー)で改行を
        行うことができます。
   但しアンダーバーの前にはスペースが必要です。
 4.プログラム中で日本語を使用したい場合、「”あいうえを ”」のようにダブルクーテ
   ンションマークをで囲みます。
   使用例:シート名、ファイル名など表示する場合
 5.マクロを組み込んだファイルは、ファイルの種類「Excelマクロ有効ブック(*xlsm)」
   で保存を行います。(.xlsm:拡張子)

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